徳島県(Tokushima)は、四国地方の東部に位置し、東は鳴門海峡を挟んで淡路島と対峙しており、南部は太平洋に面しています。人口は 約70万人(2021年時点)。徳島市で行われる阿波おどりは日本三大踊りの一つであり、夏の風物詩として知られています。また、鳴門市で見られる大規模な渦潮は、観光名所として多くの人々を引きつけています。徳島県はその美しい自然環境や伝統文化、観光名所により、多くの観光客や文化愛好者が訪れるエリアの一つです。

1.鳴門の渦潮

鳴門市大毛島と淡路島の間にある鳴門海峡で、世界三大潮流のひとつです。春と秋の大潮時には、潮流時速約20km、最大直径約20mにも及ぶ渦潮も発生します。観潮船「わんだーなると」や、水中観潮船「アクアエディ」もおすすめです。

2.渦の道

大鳴門橋の橋桁空間に、450mの海上遊歩道と渦潮展望室を設置した観潮施設です。ガラス張りの床からは約45mの高さから「鳴門の渦潮」を覗き込むことができます。

3.阿波おどり会館

400年の歴史がある「阿波おどり」が年間を通して楽しめる施設です。館内では、専属連「阿波の風」や有名連による阿波おどりを毎日上演されています。また、一緒に踊ることもできます。館内には、阿波おどりミュージアムや、徳島のお土産が買える「あるでよ徳島」もあります。5階は、眉山へのロープウェイ乗り場「山麓駅」になっています。

4.眉山ロープウェイ

「眉のごと雲居に見ゆる阿波の山」と万葉集にも詠まれた眉山(びざん)。「阿波おどり会館」5階にある山麓駅から、標高約290mの山頂までを結ぶロープウェイでは、約6分間の空中散歩が楽しめます。山頂からは徳島市街はもちろん、吉野川の流れや紀伊水道が一望できます。

5.大浜海岸

美波町にある大浜海岸は、日本の渚百選のひとつであり、アカウミガメの産卵地として有名な海岸です。「大浜海岸のウミガメおよび産卵地」の名前で、国の天然記念物にも指定されています。「日和佐うみがめ博物館カレッタ」が隣接しています。

6.祖谷のかずら橋

シラクチカズラで編んだといわれる吊り橋「祖谷(いや)のかずら橋」は、長さ約45m、水面上約14m。国の重要有形民俗文化財にも指定されています。

7.大歩危・小歩危

2億年ほどの時を経て四国山脈の結晶片岩が削られてできた渓谷「大歩危・小歩危」(おおぼけ・こぼけ)。春は桜、秋は一面の紅葉が清流に色を添え、特に「大歩危」では、ラフティングや観光遊覧船での川下りを楽しめるなどアクティビティも充実しています。

8.小便小僧

祖谷渓にある高さ約200mの絶壁に突き出た岩に立つ像で、祖谷渓のシンボルの「小便小僧」(しょうべんこぞう)。1968年に徳島県の彫刻家・河崎良行氏によって作られました。

9.吉野川

四国三郎という異名をもち、暴れ川として知られている吉野川。流域面積が四国全体の約20%を占めるという大きな川です。流域上流ではラフティングなどが楽しめ、河口付近では潮干狩りやマリンスポーツを楽しむことができます。

10.霊山寺

四国八十八ヶ所霊場のスタートとなる1番札所のお寺です。行基菩薩が開創し、その後弘法大師によって「霊山寺」と名付けられました。本尊は釈迦如来、宗派は高野山真言宗です。

投稿者

LoveJapan

人生も折り返しを迎えて、今までの人生を振り返った時、やっぱり旅行が好きだったことに改めて気付きました。旅行先で会った人達、一緒に行った仲間、美味しい料理と素晴らしい景色。日本の観光地の中で、もう一度行きたい場所や行ってみたい場所をランキング形式でまとめました。死ぬまでに一度は行っておきたい場所をランキング形式でまとめています。また、外国の皆さんのために多言語で紹介していきます。是非参考にしていただけたらありがたいです。

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