高知県は四国地方に位置する、日本の都道府県の一つです。面積は約7,000平方キロメートルで、四国地方で最も広い面積を持っています。人口は約780万人(2021年時点)です。高知市には高知空港があり、四国各地や東京、大阪などの主要都市との航空路線があります。美しい自然景観や歴史的な名所が多く、観光地として知られています。高知城、鏡川、四万十川、仁淀川、桂浜などがあります。高知県は坂本竜馬といった歴史的な人物の出身地で知られており、幕末の歴史的な出来事に関連した場所が多く存在します。食文化としては、海産物が豊富で、鰹節(かつおぶし)や土佐酢(酢の物)など、独自の料理文化があります。また、高知風お好み焼きも有名です。高知市で開催される「よさこい祭り」は有名で、多くの踊り手と観客が集まり、カラフルな衣装を着て踊ります。

1.高知城(Kochi Castle)

高知市内にある美しい城で、外国人にも歴史的な価値があります。初代土佐藩主である山内一豊によって創建された南海の名城です。三層六階の天守閣や懐徳館(本丸御殿)、追手門以下15棟の建造物が国の重要文化財に指定されています。園内には、山内一豊・一豊夫人・板垣退助の銅像があります。また、日本国内に残る木造の12天守の一つです。

2.四万十川(Shimanto River)

清流で知られ、カヌーやラフティングが楽しめます。自然愛好家におすすめです。全長196kmを流れる、四国最長の大河です。上流から下流に数多くある沈下橋は、欄干がありません。最後の清流として知られており、「名水百選」にも選定されています。

3.桂浜(Katsurahama Beach)


高知市のビーチで、外国人にも美しい海岸線が楽しめる場所です。浦戸湾口、龍頭岬と龍王岬の間に弓状に広がる海岸で、高知県を代表する景勝地のひとつです。坂本龍馬の銅像があります。また、近くには「坂本龍馬記念館」や、アシカのショーなどが楽しめる「桂浜水族館」もあります。

4.日曜市

高知城の追手門からはりまや町の電車通りにかけて、約1kmにわたる追手筋に約300の店が並びます。野菜・果物・花・植木・日用雑貨などの特産品・名産品がいっぱいで、年末年始とよさこい祭り期間を除く毎週日曜日開催されています。

5.龍河洞

約1億7,500万年かけて雨水が作りあげた日本最大鍾乳洞のひとつです。全長約4kmのうち約1kmが観光コースとして公開されています。弥生時代の穴居跡にある「神の壺」は弥生土器と鍾乳洞が一体化したものです。

6.はりまや橋(Harimaya Bridge)

高知市内の歴史的な橋で、外国人にも魅力的な散策スポットです。江戸時代、川を挟んで商売をしていた土佐藩の御用商人・播磨屋宗徳と櫃屋道清が、両家を往来するために設けた私設の橋が由来です。東側には、よさこい節のメロディとともに龍馬や桂浜が現れるからくり時計もあります。

7.四国カルスト

愛媛県と高知県にまたがる日本三大カルストです。大野ヶ原、姫鶴平、五段高原、天狗高原と約25kmに渡り、白い石灰岩が点在するカルスト台地が連なります。高知県側には標高1,485mの天狗高原があります。キャンパーの聖地と呼ばれています。

8.足摺岬

四国最南端の岬です。展望台が2ヵ所あり、どちらも視界は270度あります。東は足摺岬から西は叶崎までの海岸美が一望できます。ジョン万次郎の銅像があります。

9.室戸岬

四国の東南端である、室戸阿南海岸国定公園内の名勝です。海岸には約2kmの乱礁遊歩道があり、空海が悟りを開いたという御厨人窟、行水の池、衆生の眼病を治したといわれる目洗いの池などもあります。2011年9月には室戸市全域が世界ジオパークに認定されました。

 

10.高知県立坂本龍馬記念館

2018年度春に新しくリニューアルオープンしました。以前よりも多くの資料とパネルで龍馬の活躍していた頃から亡くなるまでの歴史が良くわかります。展示物の多くを占めるのが龍馬の手紙で、その内容から、本人の人物像がよくわかります。

投稿者

LoveJapan

人生も折り返しを迎えて、今までの人生を振り返った時、やっぱり旅行が好きだったことに改めて気付きました。旅行先で会った人達、一緒に行った仲間、美味しい料理と素晴らしい景色。日本の観光地の中で、もう一度行きたい場所や行ってみたい場所をランキング形式でまとめました。死ぬまでに一度は行っておきたい場所をランキング形式でまとめています。また、外国の皆さんのために多言語で紹介していきます。是非参考にしていただけたらありがたいです。

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